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2009年6月20日 (土)

宇宙デブリ

「かぐや」も無事役目を終え月に衝突しましたが、こうした衛星に地球の軌道上を回っている未確認物体が衝突なんて言うことがあるかもしれません。というのもこのような物体が数十万個も地球の周りを回っているからです。この未確認物体とはつまりデブリです。

デブリとは破片とか欠片という意味のフランス語で、スペースデブリと言うように宇宙ゴミのことです。これは地球の衛星軌道上を回っている人工衛星などの残骸が小さな破片や欠片となって地球の周りを回っているのです。分かっているだけでも衛星のものが800個、比較的大きなデブリは13000個もあります。10センチ以上のゴミになると数十万個もあると言われており、衛星はゴミの海を回っているようなものだというわけです。

ゴミと思って侮ってはいけません。そんな小さなゴミでも秒速8キロメートル、と書いてもぴんとこないかもしれませんが、時速3万キロメートルというとてもなく速い速度で地球の周りを回っているのです。そのためもし10センチのデブリでも衝突でもしようものなら、衛星は木っ端微塵となってしまうほどなのです。というわけで衛星とゴミがいつ衝突するか分からないようなのが現状です。

衝突実験では大きさ14mm、重さ4?の玉を、速さ4km/秒でコンクリートブロックにぶつけさせたのですが、4km/秒と言えばデブリの半分の速さですが、それでも数センチのコンクリートブロックは木っ端微塵でした。このように小さいデブリと言ってもその破壊力は想像以上の破壊力があるのです。つまり運動エネルギーは速度の2乗に比例するからです。だから小さくとも速ければ速いほど破壊力も大きくなのです。

とは言うものの衝突頻度はと言うと、衛星でも数十年に1回の確率ということで数がある割には衝突頻度は低い感じもしますが、それだけ宇宙が広いということですが、こんなことをしていれば宇宙デブリはもっと増え、ますます衝突の危険が高まるばかりです。というのも中国が宇宙開発に参加しだした2003年を境に急激に宇宙デブリが増えているのです。

また2009年2月にはロシアの衛星とアメリカの衛星が衝突し、少なくとも500個以上の宇宙デブリが発生し、人工衛星同士の世界初の衝突事故となりました。また中国では2007年の1月に人工衛星の破壊実験を行い、史上最大のデブリ発生事件と言われており、2008年3月までに確認されているだけでも2300個以上あると言います。とこんな具合ですので減ることはなくても、増えるきっかけはたくさんあるのです。

これらデブリのおかげで、もし人工衛星の打ち上げが困難になってくれば、私達の生活にも大きな影響が出てきます。と言うのも、現在でもカーナビで位置確認をするのに人工衛星を使ってしていますし、天気予報とか、Google Mapも衛星を使ってこのサービスをしています。これ以外でも農作物の発育管理に使っていたり、資源探査とか、CO2の計ることも衛星を使っています。このように衛星はもうなくてはならないものなのです。

一方でこのようなデブリを増やすようなことをしているのですから、もしかすると将来的には平和目的での衛星利用ができなくなる恐れさえあるかもしれません。だから衛星破壊実験なんてもってのほかです。何と言っても最良の方法はゴミを出さないことに尽きるのです。そのため日本では、地球軌道上の大型デブリをロボット衛星で捕獲し、地球に再突入させて除去する技術を開発し、2011年度に実験を行なうと言います。日本の技術で地球をきれいにしてほしいですね。


http://www.youtube.com/watch?v=qBqzxEefWrM

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