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2009年6月28日 (日)

宇宙ビジネス(旅行)はすぐ目の前

最近、「かぐや」の活躍で馴染みになったJAXA「宇宙航空研究開発機構」ですが、JAXAは宇宙の開発利用と航空研究開発を通じて、国の政策目標を達成し、問題解決に貢献することを重要な使命としています。そして「空へ挑み、宇宙を拓く」 というコーポレートメッセージのもと、人類の平和と幸福のために役立てるよう、宇宙・航空が持つ大きな可能性を追求し、さまざまな研究開発に挑むとあります。それではどんなプロジェクトがあるか見ると、ロケット・輸送システム、国際宇宙ステーションとか人工衛星は当然としても、航空技術と言って国産ジェット機とか超音速ジェット機の開発・研究もしているんですね。どうしてもJAXAというとロケットや人工衛星のほうに目が行ってしまいますが、名前が示すように航空機部門もあるというのは改めて知りました。

宇宙開発予算を国別に見るとアメリカのNASAが2兆1000億円、ヨーロッパのESAが4800億円であるのに対し、JAXAはわずか2300億円となっており、中国は不明となっています。こうして見るとアメリカやヨーロッパに比べ極端に少ない予算で、よくやっている方だと言う気がします。しかしだからこのままで良いかは別で、中国にも抜かれ(有人飛行を実施している)、インドにも追われということを見ると、いつまでも少ない予算でやりくりし、何とかがんばっていると思っていると、ますます追い抜かれていってしまいそうです。参考までに言えば、アメリカの軍事予算は40兆円でこの中からも予算が同じくらい付いているようです。日本の国防費は5兆円。

TVに公開ということで、JAXAの建物の中に入ると、まず宇宙に関する映画のポスターが張ってあってありました。さらに行くと管制室が出てきて、ここは普段は見せないところだと言いながら公開されました。映画でよく宇宙基地の管制室が写りますが、それほど広くはなく意外とこじんまりしていました。やはり規模が違うからでしょうね。ここから「きぼう」と連絡を取っているそうです。ちなみに太陽電池を広げるとサッカー場と同じ広さになるそうです。

その宇宙国際ステーションは地球の周りを一周するのに90分で回ってしまうそうで、速いですよね。これでもし都市間旅客機でもあれば、東京・NY間はなんと日帰り圏になってしまいます。また当然ですが、宇宙飛行士を育てる訓練施設もあるそうで、閉鎖空間訓練というもののようですが、これで精神面の強化を図るのだそうです。このようにして宇宙飛行士を1人育てるのに2億円もかかると言うから、人材育成費用も桁違いに多いですね。

機体は三菱の飛島工場で作っているということですが、ロケットの外壁はアルミで2ミリの厚さしかないそうです。というのはロケットは燃料を多く使うため、少しでも多く積むために極力薄くしているのだそうです。それにしてもこんなに薄くても大丈夫と思ってしまいますが、考えて見れば打ち上げるときに大量の燃料が必要で、90%は燃料だそうですし、途中ですぐ切り離していることからも薄くてもいいんですね。そして意外に感じたのはロケットを作るのが仕事でなく、運ぶのが仕事だと言う話でした。というのは気象衛星を上げるのは通信会社であり、その仕事を請け負って通信衛星を無事に軌道に乗せることだからです。ちなみにヨーロッパのロケットで打ち上げると、300億円のロケットで1日80億円の運送費がかかるそうです。やはり宇宙旅行となると高いわけですね。

宇宙法でロケットビジネスというのが生まれました。いまロケットビジネスで一番受注額が多いのはフランスでここが1位、2位はロシア・ウクライナ、3位はプロトン(ロシア)のようです。日本もがんばらないとロケットビジネスから追い出されかねません。そうしないと最先端技術において世界から後れを取ってしまいます。いずれ宇宙旅行も夢ではありませんが、そのときに出番がない様では日本としてチャンスがなくなってしまいます。

その宇宙旅行ですが、日本でもクラブツーリズムというところでも予約を取り始めています。いままではロシアのロケットで30億円とかかっていましたが、バージンギャラクシー社では2010年の終わりごろまでに始まると言います。来年ですよ。来年。スペースショップⅡで、アメリカニューメキシコの専用飛行場から飛び立つそうです。そして上空100キロメートルで分離、子機で宇宙空間へ一瞬ですが出ます。その時間たった4分間、そのとき無重力状態を楽しみ、地球を撮影したりして、お値段は2000万円です。それでも世界中から300人が予約、日本人も30に予約しているそうです。

日本でもPDIエアロスペースというところがまったく新しい宇宙飛行機を開発しています。これは以前書いた記事に載っている話でもあります。というように宇宙旅行と言っても、以前のように何十億円、何億円とかからない時代がすぐ目の前に来ているのです。

http://www.youtube.com/watch?v=hDI-ri_t2Rs

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