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2009年2月15日 (日)

かぐやの成果

今回のかぐやの観測から、赤道方向と極方向の半径の差はわずか3キロで、月が完全な球体に近い天体であることが分かったそうです。そして初めて月全体の精密な地形図を作製することに成功しました。これにより月面有人基地の候補選びに貴重な情報が得られるようになり、基地建設に大いに役立つと言うわけです。地球においても、まず地図がしかっかりしていなければ、何処をどのように探索し、開発するとか言うこともままならないのですから、その基本情報が出来上がれば、その後の開発に大いに役立つと言うわけで、かぐやの功績は大変大きなものがあると思います。

さらにかぐやの高度計で、月の677万箇所と言う膨大な数の地点を計測し、約4mと言う精度で高度を割り出すことにも成功しました。過去の観測では計測点が27万点、高度の精度も数百メートルにとどまっていたことからも今回の精度がいかに高いかと言うことが分かります。そして従来の地形図では欠けていた極地方のクレーターの詳細な姿を初めて明らかにすることにも成功しました。これも日照条件が悪い北極や南極の緯度80度以上の地域では信頼できるデータがなかったのです。

計測の結果、月面の最も高い部分と最も低い部分の高度差は19.8キロで、地球並みであることも分かりました。結果、月の大きさの割にでこぼこが激しく、従来の高度差の推計よりも大きかったことも分かりました。月は地球の四分の一の大きさですから、起伏も地球の四分の一ならば分かりやすいのですが、実際はそうでなく、地球より小さいにもかかわらず地球並みと言うのも面白いですね。

もう1つは月の地下の様子が分かったことです。晴れの海の解析画像から溶岩流の下約500メートルと800メートルに、砂上の堆積物の薄い層もあることが分かりました。そしてその間に溶岩流が冷えて固まっていた。月の地球側の海数箇所でも地下数百メートルに同様の層があったそうです。さらに地表上のしわと地下の層が平行して変形していると言うことも分かりました。と言うわけで地下の構造も初めて分かったと言うわけです。

今後もっと多くの月の秘密が明かされることを期待したいですね。そして日本の宇宙開発が世界の科学の発展に寄与できるといっそう良いですね。

http://www.youtube.com/watch?v=76zUwTVB5e8

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