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2009年2月11日 (水)

宇宙競争力の国際比較 日本は7位!

「日本の宇宙産業は、非常に危機的な状況にある」。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、1月17日に開いた産学官連携シンポジウムでこう訴えたそうです。「国家予算頼みだった宇宙開発は、予算の減少に伴って縮小傾向に。歯止めをかけるには、宇宙開発に縁のなかった企業の参入や投資家からの資金援助が不可欠。ビジネスモデルの確立も急務だ。」と言います。

日本の宇宙産業は、ほとんどを国家予算に頼っている状況でまだ独り立ちできる状態にないのが現状です。日本の宇宙産業そのものは通信やGPS、レンズ、その他部品などすべてをひっくるめれば、6兆円規模の巨大市場だと言います。しかしロケットそのもののメーカー規模では、商業ペースの打ち上げにおいて、韓国からの受注1基だけというお寒い状況です。総売り上げでは2300億円だそうで、アメリカの20分の一、欧州の3分の一しかありません。こんな状況ですから中国、インドにも及ばないと言うわけです。

さらに人材の減少はもっと深刻な問題をはらんでいます。特に研究開発部門では最盛期には4000人の研究者がいたのですが、最近ではその半分までに減ってしまっていると言うのです。原因は大学で宇宙技術を学んでも、受け皿となる職場が乏しいため人材が集まらないのです。人材が集まらなければロケットや衛星の競争力そのものが失われかねないのです。

それを裏付けるかのように、米調査会社フュートロンの調べとして、宇宙競争力の国際比較というものを発表しました。それによると
1位はアメリカ       だいたい85ポイント超
2位は欧州         だいたい47~8ポイントくらい
3位はロシア        だいたい35ポイントくらい
とここまでは順当な順位だと思いますが、問題はここからです。
4位中国          だいたい18ポイントくらい
5位インド         だいたい17ポイント少し下回るくらい
6位カナダ         だいたい16ポイントくらい
7位日本          だいたい14~15ポイントくらい
やっとここで日本が顔を出すくらいです。
以下
8位韓国と続くようです。  
ただ数値はグラフを目算で見ているだけですので、目安であり正確ではありません。

このように2008年度時点でみると、日本の順位は世界7位と、新興国である中国やインドにも抜かれている現状がはっきり現れています。と言うことは現状のまま続けていけば日本の競争力はますます弱体化していき、気が付けば宇宙開発そのものを断念するとこまで追い込まれてしまわないかと懸念します。政府は環境問題への対応や外交、安全保障の手段として宇宙開発を有望視していると言いますが、その割に予算もなかなか付かず、口先だけで終わらなければいいのだがと思います。


http://www.youtube.com/watch?v=C5HB_JYHxRg&NR=1

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