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2008年11月20日 (木)

マンモス復活の日が!

米国とロシアの国際チームが、ネイチャーにマンモスのゲノム(全遺伝子情報)を解読したと発表しました。それによると、現代のアフリカ像との違いはわずか約0.6%しか違わないと言います。これで思い出したのがジュラシックパークという映画です。

この映画はバイオテクノロジーを駆使して、恐竜を現代に蘇らせ、秘密裏に恐竜のテーマパークをある島に作ったものの、そこの囲いから恐竜が逃げ出し、人々を襲うという話です。TVの宣伝で囲いから逃げ出した恐竜が、自動車に乗っている人をぎょろっと睨みつけるシーンがありますが、もし実際にそんなことがあったら、ほんとうに心臓が止まる思いでしょうね。

この映画の元になったのが、マイケルクライトンのSF小説なのですが、この小説を思いつくきっかけとなったのが、ゲノムの解読ができれば、昔の生き物を蘇らせるといった事が可能、という話からヒントを得て書いたと言います。現にマンモスを蘇らせるというプロジェクトがあって実際に研究しているのですからけっしてSFの話ではないのです。しかし今のところそのプロジェクトは成功していませんが、これからは分かりません。

今回全ゲノムの解読ということですので、絶滅したマンモスの復活という試みに追い風となる事は間違いありません。今回のチームは、約2万年前に凍土に閉じ込められたマンモスの毛の細胞から、DNAを抽出して解読したものです。マンモスのゲノムは全部で47億塩基対と推測されているそうですが、今回はそのうちの33億塩基対を解読したものです。人が30億塩基対と言われていますので、マンモスは人よりだいぶ多いということです。

マンモスは進化の過程で、アフリカゾウから、約750万年前に分かれたのですが、今回の研究でゲノムの違いは、ほぼ同じ時期に分岐した人とチンパンジーの違いの半分しかないということが分かったそうです。つまりマンモスとアフリカゾウは人とチンパンジーの違いよりも小さいということです。今までは死後長期間経っていたため損傷したり、断片化したりしていて、ゲノムの解読が困難だったのですが、近年断片化した配列を読み、長く繋ぎ直す技術が開発されたため、解読が出来るようになったのだそうです。

これでいよいよマンモスの復活というプロジェクトが、前進するのではないでしょうか?もしかすると現実にアフリカゾウからマンモスの子供が生まれるかもしれませんね。こういう技術が確立されると、マンモスだけでなく絶滅したほかの動物にも適用できるようになるし、絶滅が心配される動物のDNAを保存しておけば、将来絶滅したときに復活させるということも可能になるという事です。きっとそんな日が来ると思います。

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