感動のアンビリーバボ
アンビリーバボという番組をご存知でしょうか?北野武さんが行なっている番組です。司会は今人気のある女性アナウンサーの小林真央さんです。テレビを見ている人なら知っている人は多いと思いますが。ちなみにお姉さんは不思議発見に出ています。その番組では、後半は感動のアンビリーバボという内容のものを行なっているのですが、これが好きなんです。感動のエピソードを紹介しているものです。これにはいつも泣けます。感動して泣いて、悲しくて泣いて、どっちにしろ泣けるんです。(・_・、)
今日の話はサラとマロリーという二人のソフトボール選手の話で、「ソフトボ-ルの奇跡」という題名です。この二人は対照的な選手で、サラは小柄ゆえに大型選手に押され、出るチャンスがなかったが、4年生のとき守備が評価され出ることが出来るようになった。しかしバッティングはだめでみんなの足を引っ張っていると言った具合です。片やマロリーは大型選手で2年生のときからキャプテンをするほどで、チームの大黒柱。打率4割を超え、ホームラン王にも輝いたリーグ屈指の好プレイヤーでした。
サラはそんなマロリーに憧れを抱いていて、苦手なバッティングを克服するため、人知れずトレーニングに励んでいたののです。そしてついに大学生活最後のシーズンがやってきました。サラのいるウェスタン・オレゴン大学は絶好調、首位をキープしたままマロリーのいるセントラル・ワシントン大学との大一番を迎えようとしていました。この試合を4年間の努力の集大成にしようとサラは意気込んでいたのだが、残念なことにチャンスを与えられなかったのです。
ところがなんと先発するはずのメンバーにアクシデントがあり、急遽出場することになったのです。そしてそのとき・感動のアンビリーバボがついに来たのです。両チーム無得点のまま迎えた2回の表、ツーアウトながらランナー1、2塁のチャンス。続くバッターは8番のサラ、ところが打率はわずか1割1分4厘。しかし自分が今まで努力してきたことを信じて、いつかホームランを打ちたいと願っていた。そして・・2球目、サラの打った打球は場外に消えていったのです。それは7年間のソフトボール人生で放った初めてのホームランだったのです。
これで終わりかと思いきや話はここからが本番なのです。打った瞬間1塁を回っているかと思いきや、何とそこでうずくまっていたのです。膝の靭帯を切って動けなくなっていたのです。しかしチームメイトが助けるとアウトになり、ホームランが無効になってしまうし、代走を走らせるとただのヒットになってしまうという事で、チームメイトも監督も困ってしまったのです。
そのときまたドラマが発生したのです。優勝のかかった試合でマロリーがサラに手を差し伸べたのです。つまりマロリーともう一人の選手でサラを抱き上げ、ホームまで回ったのです。それは相手チームの選手の助けで人生初のホームランが成立した瞬間だったのです。全米に感動を与えた軌跡のホームインになったのです。結局、サラの放った3ランホームランが決勝点になり、ウェスタンオレゴン大学が勝利、見事リーグ戦を制したのです。これによりサラとマロリーはフェアプレイの精神を高く評価され、スポーツ専門チャンネルから特別表彰を受けました。
試合の勝ち負けも大事だが、それよりもっと大切なものがあるという事を知った。それは相手に対する思いやりであり、困っていれば助けると言うことだとマロリーは言っていました。人が人である為にはそう言う気持ちを出せるということだと思います。ともすると勝敗だけにこだわり過ぎる傾向がありますが、それだけでは感動は生まれないのだと思います。人を動かすものというのは、そこに人間味があるからだと思います。そう言う感情や気持ちのないものに感動は生まれません。サラとマロリーはその大切さを教えています。


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