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2008年9月28日 (日)

神舟7号での初遊泳

http://jp.youtube.com/watch?v=yAYrF3MSaAw

中国による3度目の有人宇宙飛行を担った宇宙船「神舟7号」は3日間にわたる飛行で、初めて15分間の船外活動に成功しました。船外活動の成功は旧ソ連と米国に続き三ヶ国目であり、将来の宇宙ステイション建設のための目標に、また一歩前進したというわけです。というわけで今回はそのための宇宙服の耐用実験が目的です。当初こそ旧ソ連の技術を使っていたものの、途中から独自技術に力を入れ着実に自前の技術を発展させてきました。というのが今回の話です。

ところが日本の現状をみると、国の総合科学技術会議は2002年に今後10年間は独自の友人宇宙技術は持たないとの方針を出しており、その後の計画もまったく決まっていないのが現状です。財政的余裕のなくなってきた日本で、莫大は開発費がかかる宇宙開発は、今まで以上に財源を確保することが難しくなってきており、今回の中国の成功で日本と中国との技術的な差は確実に広がりつつあるのです。だから今後日本の宇宙開発をどうするのかという事を真剣に考える必要があり、ある日突然日本も宇宙開発にもっと力を入れますと言っても、中国との技術格差を埋めるのは難しいという事になってしまうかもしれません。

よく言われることに日本には資源がないから貿易で稼ぐしかないと言いますが、それには高い技術力が必要で、何処の国でも出来るような工業製品では、資源のある国にはかなわないのです。どうしても高い技術力を維持し、後進国からの追い上げに対して対抗するしかないのが日本の置かれた立場です。したがって高い技術力を維持するには、最先端の宇宙開発技術などが、どれだけ日本の技術水準を高めるかという事は明らかです。もちろんこれ以外にも技術を高める方法はあると思いますが、裾野が広い産業として宇宙開発は先進国としてはぜひほしいものの一つではないでしょうか?そのためには日本も宇宙開発の競争に加わっていないと、後からのこのこ出かけても遅れを取り戻せないのです。

とはいえ日本に軍事目的の宇宙開発をせよと言っているのではなく、あくまで平和目的で世界に貢献できる宇宙開発をしてほしいということです。その点中国の宇宙開発には明らかに軍事的な要素が大きいものです。というのも宇宙開発をしているのは人民解放軍が担当しており、それは取りも直さず、軍隊がミサイルの開発の延長線上で宇宙開発をしているのと同じだからです。そこが日本と根本的に違っているのです。だからいくら中国が平和目的と言っても信用できないのです。したがって今回の宇宙遊泳も結局は宇宙ステイションの建設が目的であり、それは宇宙の軍事基地としての性格も併せ持っているものなのです。だから日本と中国ではまったく宇宙開発の目的が違うのです。何も中国との宇宙開発競争をしようというのではなく、最先端技術でテクノロジ-の腕を磨き、その力で産業の発展を推し進めようというのです。願わくば早く日本のお寒い宇宙開発計画に、何とか将来の道筋を付けてほしい思うのです。

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