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2008年8月 1日 (金)

ムペンバ効果

NHKのためしてガッテンと言う番組で、水よりお湯のほうが早く凍ることがあると言う、不思議な現象が話題になっているそうです。常識的に考えると水のほうが早く凍るような気がしますが、条件によってはそう言うこともあるというものでした。ところが例によってと言うか何と言うか、早稲田大学の名誉教授である大槻義彦氏がその結果に噛み付いたそうです。「ムペンバ効果の議論はナンセンス」であり「優秀な人材を抱えるNHK科学文化部がこんな放送をするとは、どうしたのだ?」と言っているそうです。

そう言うことを教授のブログに載せた事で「実験もしないで軽々しくそう言うことを言うな」と、批判メールが100通以上もあったそうですが、テレビを見ている限りの大槻名誉教授の印象としては、何でも違うと言っているような感じがしないでもないですね。しかし大槻さんも実験してみたが、もやはりそうはならないと言っているそうです。と言うのは「お湯が冷えて水になるまでに余分に時間がかかり、水より早く凍るわけがない」と言っているわけです。

この現象はムペンバ効果と呼ばれるものだそうで、西洋では古くから知られていた現象だそうです。こんな事もあって放送後ネット上でムペンバ効果を検索する人が急増しているそうです。番組に協力した北海道大学の前野名誉教授は「水が冷えるときに奪われるエネルギーよりも湯が蒸発する際に奪われるエネルギーのほうが大きい。風や湯の対流などの条件によってはムペンバ効果が起こり得る」と言います。

ただ容器の大きさや形、熱伝導率、周囲の空気や水の温度など多くの条件が複雑に絡んでおり、メカニズムの科学的な検証は難しいと言います。となると検証には時間がかかるので、どちらが正しいのかと言った結論はすぐ出そうもなく、またそう言う検証実験をする人が現れるかどうかも分らないので、当分結論は出そうもないようですね。

まだまだ科学で解明されていない現象というものは多いと思います。だから何でも科学で証明できると言っても、今のレベルではすべてを解明できるものではないと思います。だからその辺を何でも一刀両断に切り捨てるのは早すぎるのではないでしょうか?とは言っても外から見ているだけなら、いろいろな議論が出ているほうが面白いですね。

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