脱税いろいろ
国税庁は平成18年度の査察の概要を公表しました。それによると、平成18年度における査察の件数は231件、脱税額も約300億円、1件当たり1億3,800万円となったそうです。このなかでも消費税の告発件数は前年度の2倍と大幅な伸びを記録しているそうです。告発件数が最も多かった業種は人材派遣業の13件、次いでキャバレー・飲食店と建設業がともに12件、商品・株式取引が9件、鉱物・金属材料卸が8件、パチンコが6件となっているそうです。
主な脱税の手口としては、売上除外、架空原価の計上などが見られたほか、海外取引に関連した脱税や、複数の国税局にまたがる広域的な脱税だそうです。脱税によって得た利益の多くは、現金、預貯金、投資信託及び不動産で留保されていたほか、金地金、高級外車、服飾、貴金属等及び競走馬を取得しているものも見受けられたそうです。
何処に隠されていたかと言うと、これは映画「マルサの女」の手口さながらで、こんなところにって言うところから、何気ないところまで現金が出てくるは出て来るはと言うわけです。それでは具体的な例を上げて言いますと、
①黒砂糖と書いた大きな缶の中に現金がびっしり1億7000万円。もちろん上には本物の砂糖袋で覆っています。
②寝室のリュックサックに何気なく置いてあるような感じで、その中に現金2000万円。
③押入れの中にプラスチックの整理箱が置いてありその中には何気なくチャンワンなども入っていたのですが、よく中身を見ると現金が5000万円隠されていました。
④倉庫の廃材置き場になっているところにいろいろな廃品が置いてありその中に銀色の袋に入っていたものは現金4000万円と言う具合。
⑤流し台の下にナップサックが何気なく二つ置いてあるのですが、その中には何と5億円がびっしり詰まっていた。
⑥洗面所の鏡を取るとその後には隠し扉のようになっていて現金が3000万円と債権が入っていた。
⑦百科大事典のケースになっているところに債権がこれまた18億円とびっくり。
⑧車のトランクのスペアタイヤのところに5000万円。
⑨庭の片隅の地面の下約1メートルの所に1億数千万円の債権が。
⑩コンクリートの床の下に現金1億2000万円を隠していた。
このほかにも蛍光灯の傘の中に5000万円、クローゼットの金属の支柱の中に隠し金庫の鍵が、茶室の中に無造作に置かれた紙袋の中に8億円など考えられるところには手当たりしだい何処でも隠しているのです。これらを見ると意外と何でもないようなところに無造作において隠しているようなケースが多いような気がします。つい最近も何処かの女性兄弟二人が普段や質素な生活をしていてまったくそんな感じではないような人が現金を自宅のダンボールの中に何十億円と無造作に置いてあった事件もありました。
人間の欲望とはすさまじいものがありますね。こんなにして隠し持っていても派手に金を使えば国税庁から睨まれてしまうし、かと言って大事に隠し持っていては何のためのお金なのか分らなくなってしまいます。まさかお墓まで現金を持っていくつもりではないでしょうに、いったいどうしようとしているのでしょうか?そんなことするより人のために寄付でもしたほうがよっぽどかすばらしいことであるしお金も生きた使い方がされて喜ぶと思うのですが、税金は国民の義務ですから正しく納めた人のみが行政サービスも受けられるし、国民の権利もあるというものです。そう言う人にはその資格はないのではないでしょうか?それとも貧乏人の僻みなのでしょうか?


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