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2008年5月13日 (火)

建築偽装をチェックする「ミュー粒子」

耐震偽装の問題は姉歯元建築士が発端となって明るみに出たもので、建物の構造計算を偽装をしていた問題です。建物を建てる場合、その建築物件の構造計算をして、指定確認検査機関で承認を受けるようになっているのですが、その構造計算をした姉歯元建築士の偽造を、指定確認検査機関が見抜けなかったため、耐震性のが不足のまま多くの建物が建てられてしまった事件です。事件は2005年は起きたもので既に2年半近くも前の事件になってしまいました。

そしてその後建築確認の偽装を防ぐため法律が改正になったのはご存知のとおりですが、そこからまた新たな問題が発生しているのです。それは新設住宅着工戸数が激減しているのです。事件の事もあって、耐震構造などの図面や計算書の確認を厳しくするようになったのです。これはある意味当然の事でありそれを守ってもらうために審査が厳しきなるのはやむを得ないことと思います。改正法では二階建て以上で、延べ床面積が十平方メートル以上なら建築確認が必要になると言うものです。また建築確認では、建物の意匠や構造に関する図面と計算書を提出するのですが、申請後は、設計図書の差し替えや訂正による補正が認められなくなったのです。

結局このため上記で言ったような新設住宅着工戸数の激減に繋がっていったのです。なんでもそうですが、規制が厳しくなりすぎて経済活動に支障を来たすようになっては本末転倒ですが、これは冒頭にあったような事件が引き金を引いたことであり、根本的には建築士の法令順守の気持ちと、人間としての道徳心を持っていたかと言うことです。それがなかっため規則を守らず結果やむを得ず規則を厳しくせざるを得なかったと言う事です。しかしそれが更なる問題を起こしてしまうと言うのは、やり前が悪い結果でありそれを早く改善して経済活動に支障のないいように監督官庁は指導してほしいものです。失敗が更なる景気を悪化させ経済が悪くなり、ひいては勤労者に跳ね返ってくる事のないようにしてほしいのです。

とここで、面すばらしいニュースがありました。宇宙から降り注ぐ放射線を使ってマンションやビルの内部をレントゲン写真のように透かし撮りする技術を、東京大学の研究グループが開発したそうです。コンクリートに隠れた鉄筋の数や直径を把握でき、建物の偽装のチェックができるそうです。宇宙から飛来する放射線が大気と反応してできる「ミュー粒子」を利用するなんて、技術者の発想にも夢を感じさせる研究ですよね。

この粒子は手のひらを毎秒1個の割合で降っているそうで、人体には影響ないものだそうです。しかし厚さ1キロメートルを超える岩盤も簡単に通り抜けると言うのですからすごいと言うか、いったいどういう粒子と思ってしまいます。この粒子がコンクリート建造物に入ると密度の大会鉄にぶつかるとわずかに進路が曲がるため、柱の前後に検出器を置けばミュー粒子の曲がり具合から内部の様子が分るのだそうです。さすが学者の考える事はすごい。そんなものを研究している人がちゃんといるんですね。これを早く実用化して一日も早く建築偽装の検査器として使ってもらい、構造チェックの一助に役立ててもらいたいものです。 

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