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2008年3月 8日 (土)

チンパンジーにおばあちゃんはいない?

最近チンパンジーの記事が出ていましたが、彼らは人間に最も近いと言われているのはご存知のとおりです。だからチンパンジーを調べれば人間を理解する上で参考になるのではといろいろな人が研究しています。「サル」というとき、私たちはニホンザルもチンパンジーも含めていますが、系統的にいえば、ヒトとチンパンジーの違いは、チンパンジーとニホンザルの違いよりずっと小さいのだそうです。チンパンジーは人間の直接の祖先ではないですが、最も近い共通の祖先をもっているので、チンパンジーの社会や行動は、人間のの社会生活や行動の進化を知る手がかりになると言うわけです。

まず1つはサルにも足し算の暗算ができると言うことでした。正解率はなんと8割近くにも達したそうです。動物には数量を確認する能力があることは分かっていたそうですが、足し算などの算数ができるかどうかははっきりしていなかったのだそうです。今回の実験に使ったのはチンパンジーではなくマカクザルだそうですが、そのサルをコンピューターの前に座らせて、複数の点を書いた画面を見せてから、今度は異なる個数の点を見せ、その後に先の二枚の点の総和となる個数と違った数を同時に見せ、正解の結果の書かれたほうに手を触れると褒美を出すようにして数日訓練すると、どのサルも簡単な問題は1秒程度で正しい答えを出せるようになったそうです。つまり暗算ができると言うことです。

次は子チンパンジーの実験で、一瞬見たものの形などを写真のように覚える能力について実験したそうです。その結果子チンパンジーの正解率が人の二倍だったそうです。方法はパソコンの画面にランダムに5個の数字を0.2秒だけ表示し、記憶を頼りに数字の小さい順に押す方法です。そうすると子チンバンジーは正解率が8割だったのに大学生は4割程度だったそうです。この能力は直感像記憶力と言われるもので、人間の子どもでも優れた子供がいるそうですがまれだそうです。子チンパンジーは生存競争に勝ち抜くため、大人のチンパンジーよりも早く木の実などを見つける必要があり、直感像記憶力は高いと見られているそうです。この結果人間は進化の過程で長期記憶力を発達させ、その代わりに直感像記憶力は発達しなかったのかもしれないと言っています。

最後に野生のチンパンジーの寿命は最長で約50年で、0歳児の平均余命は15歳、40歳以上まで生きるチンパンジーは7%しかいないそうです。そして13歳から15歳で子どもを生みはじめ、出産間隔は6年から8年で人間よりかなり長かったそうです。繁殖期のピークは平坦で長く40歳越えても死ぬまで生み続けるそうです。つまり閉経後の老年期は人間の女性だけと言います。おばあちゃんの期間がなく、人間だけが進化の過程で繁殖には関与しないが、孫の面倒を見るおばあさんの時期を作ったと言うものでした。

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